いただきっ子その3

カロスで暮らす子たち。

▼クトー(パンプジン♀)
うっかりやな性格。負けず嫌い。
「ふぅ、また失敗ですね。理論上は完璧なはずなのに、一体なにが足りないのでしょう」
「……実に面白い。貴方に関心が沸きました」

冷めた性格のパンプジン。カボチャ兄弟のひとり。
難しいことを追求し、深く掘り下げて答えを導くことが好き。
難題であっても解くことはできるのだが、何故かいつもあと一歩足りないところまでしか到達できない。
扱う呪いは被る側への害悪が非常に強いものばかりだが、先の理由で完全には成功しないため、今のところ誰にも大きな危害は出ていない。
負けず嫌いなため、失敗すると原因を突き止めなくては気がすまない。
呪いを受け付けなかった相手には強い興味を抱く。





▼ティロン(パンプジン♀)
むじゃきな性格。体が丈夫。
「じゃっじゃじゃーん！ 困っているなら、このティロンちゃんにまっかせなさーい！」
「悲しいときは歌うといいんだって！ ほぅらほら～！ ポロロン♪ ロロン♪ ポロロロン♪」

カボチャ兄弟のひとり。
明るく活発。周囲の目を気にしていないため、なにかを行うことに抵抗がない。
子供っぽく見られることも多く、それを指摘されると拗ねるというような表情豊かな面を持つ。
よく陽気に歌を口ずさんでいるが、さりげなくその中に呪いの歌を混ぜ混んでいる。
少しでも耳に入ると効果を受けてしまうほど確実に呪いをかけられる能力を持つものの、扱うのはイタズラ程度の呪いばかり。
今のところ、生き物の命を脅かすようなものは扱っていない。






▼ジェンフィー(フレフワン♀)
おとなしい性格。すこしお調子者。
「うふふ、今日の香りは私のお気に入りなの。そう言われると嬉しいわ」
「ごめんなさいね、そういうの好きじゃないの。消えてくれないかしら」

大人びたフレフワン。落ち着いており、少しのことでは動揺しない。
いつも穏やかに笑っているが、時折笑えない冗談や強烈な毒舌を放つ。
優しく落ち着いた一方で、腹の底が見えないキレ者である。
種族柄、さまざまな香りを作り出すことができる。
また様々な「匂い」を集めるのが趣味で、瓶に捕集しては保管している。
人と香りの好みが若干ズレており、異臭を「いい香り」と誉めて捕集する姿も見られる。

【交友関係】
アンジュさん(ニンフィア♂/光陽日向さん宅)
「喋らなければ色男なのにね。……うふふ、冗談よ？ ホラ、貴方が好きそうな香りを持ってきたわ」
…どこか似た性格のお友達。香水瓶を分けることもあり、お気に召してくれることには感謝している様子。